新潟の日本酒 - 醸す森の酒粕
洗米・糀・仕込・上槽のほとんどを手作業とし、
とにかく繊細に、優しく、手間をかけてつくる
こだわりの日本酒「苗場山」。
雪深い新潟県津南町にある小さな地酒蔵が
大きな夢と情熱をかけて挑む、
新しくて、フルーティーな日本酒「醸す森」。
その「醸す森」から生まれた酒粕は、
蔵元も杜氏も驚くべき味わいでした。
“新しい酒粕”を食卓へ。
ぜひご家庭でご賞味ください。
醸す森の酒粕
酒粕とは?
酒粕は、日本酒を作る過程の「搾り」で出来る副産物です。
副産物とは言え、日本酒に入りきらなかった多様な栄養を多く含んでおり、
健康・美容に良い食品として各方面にて注目を集めています。
酒粕のここが凄い!
・酒粕に含まれる酵素が腸内環境を整え、便秘解消に効果があるといわれています。
・必須アミノ酸や亜鉛、葉酸などの栄養素が含まれており、そのままはもちろん、
肉や魚を漬けこむことで栄養価の高い食材に簡単にグレードアップさせることができます。
・発酵食品のため調味料として使うと料理にコクを出し、旨味が増します。
・コウジ酸・アルブチン・フェルラ酸などの美容効果の高い成分が含まれています。
「醸す森の酒粕」の特徴
「醸す森」は「1段仕込み」「袋搾り」という方法で醸造しています。
「1段仕込み」によって醸造初期に出る芳醇な吟醸香とお米の甘味を残しつつ、爽やかで豊潤なお酒とすることができ、「袋搾り」で数日かけて優しく上槽することで、雑味を抑えたクリアな味わいとなります。
「醸す森の酒粕」は、こだわり抜いた「醸す森」のフルーティーな味わいと共に完成した、今までにない風味を持つ新しい酒粕です。
芳醇な旨味と香り
酒粕の品質を図る一つの指標に、「粕歩合」があります。粕歩合とは使用白米重量に対する酒粕の重量割合のことで、通常の酒粕の粕歩合は25~35%程度ですが、「醸す森の酒粕」は約2倍の75%もあります。
分かりやすく考えると、粕歩合25%であれば、100㎏の白米から25㎏の酒粕と75kgの日本酒が生成されますが、「醸す森の酒粕」の場合は75kgの酒粕と25kgの「醸す森」が出来上がります。
つまり、本来であれば日本酒のために搾り切ってしまう旨味を「袋搾り」により敢えて搾り切らず、酒粕に残しているのです。搾り切らなかったお米の旨味、甘み、香りの濃厚さ、アクセントの酸味のバランスは、蔵元や杜氏も「こんな酒粕は食べたことがない!」と絶賛するほどです。
何にでも使いやすい半液体状
通常の酒粕は板状で固いため、料理に使うには柔らかく溶かす等のひと手間が必要ですが、「醸す森の酒粕」は半液体状。調味料として、粕漬けの漬け床として、甘酒の元として、そのまますぐに使うことができます。
日本酒を感じるお米の粒
「醸す森」の原料は、酒蔵のある津南町産の酒米です。
「袋搾り」で優しく搾った「醸す森の酒粕」は、酒米の粒がよく残っていることも特徴です。
お菓子に入れれば新しい食感に、お鍋に入れればとろみに。
“お米らしさ”を存分にお楽しみください。
アルコール
酒粕は日本酒の製造過程で造られるもののため、アルコールが含まれています。
お車を運転される方、お酒に弱い方、お子様が摂取する際はアルコールを飛ばすため、調理過程で十分加熱を行ってください。
季節を選ばす購入できます
酒粕は熟成が進む関係で新酒醸造後の数ヶ月しか販売することが出来ません。
しかし「醸す森」は一年を通して醸造する「四季醸造」。
いつでも新鮮な酒粕をお楽しみいただけます。
パッケージ
「酒粕らしくない、調味料のような使いやすいパッケージ」を目指し、「瓶詰め」という方法を選びました。
これは、日本酒が飲めない方や「板粕」が苦手だった方にも新しい調味料として“気軽に苗場酒造の商品を楽しんでほしい”という蔵元の思いからです。
見た目のかわいらしさから、お土産や贈り物としてもご好評を頂いております。
日持ち
保存方法で期間は変わりますが、基本的に長期保存が可能です。
酒粕の中では酵素が生きているため、少しずつ発酵が進んでいきます。その影響で、乳白色からピンク、茶色へと色が変化していきますが、基本的には使用に問題はありません。
保存方法
気温が低いと発酵のスピードを遅らせることができるので、おすすめは冷蔵保存です。
なお、冷蔵保存で菌の活動は抑えられますが熟成は進むため、色は徐々に変化していきます。
「醸す森の酒粕」レシピ
扱いやすい「醸す森 酒粕」だからこそのレシピをご紹介いたします
苗場山の酒粕
「醸す森の酒粕」以外にも季節によってお取り扱いがございます。
併せてお楽しみください。
板粕(搾りたての酒粕)
醪(もろみ)を「圧搾機」という機械で搾ると、しっとりとした板状になった粕を作ることができます。
搾りたての酒粕は乳白色で、甘酒や粕汁に向いています。
この粕の売り出しは「新酒ができました」という合図です。
毎年冬が近づくと「板粕はいつでますか?」という質問が絶えない人気商品です。
踏込粕(熟成した酒粕)
生成された酒粕を大きなカートに詰めて上から踏んで空気を抜き、酸化を防ぎながら保存・熟成を行います。
こうして真っ白い酒粕は時間をかけて熟成し、色は茶色く、半液状に変化していきます。
生食や甘酒にすることはできませんが、この粕で作る奈良漬・粕漬けは旨味が強く、しっかりとした味付けとなり絶品です!